はじめに
こんにちは、Surftripworldです。
これから日本国内のトリップについても書いていきたいと思います。
今回は2015年10月の日本海・山口への1人サーフトリップについてです。
東京在住だと、日本海サーフィンというのはかなり縁が薄いもの。
自分は一時期大阪に住んでいたため比較的なじみがありますが、それでも山口まで足を伸ばしたことはありませんでした。
山口トリップのきっかけ
仕事の都合で突然実現した平日フル休暇。
サーフトリップ、どこに行こうかなーと。
当時考えたのは、チマジャ・バリ・ロンボク・南台湾・東台湾・チェジュ・ハワイ・種子島・奄美大島・東北・宮崎・中村・日本海・・・
と豊富過ぎる選択肢で迷ったものの、JALの特典航空券予約期限ギリキリの4日前まで悩んだ結果、ちょうど波がありそうな日本海・山口に決定。
山口サーフトリップでのビジターの心構え
実際のトリップを終えた経験からすると、山口でのサーフは、とにかく入ってきた人みんなと挨拶を交わすのが基本のようです。
山口弁がけっこういかつく感じますが、いつも通り控えめにしていれば特に問題はなかったです。
どこでもそうですがローカルに敬意を払って入水するのはビジターサーファーとして当然の行いかと思います。
山口空港でレンタカーを借りる
月曜朝8時羽田発のJAL便で山口宇部空港へ。
予約していたオリックスレンタカーのカウンターに行くと、お兄さんが
角島へ行くんですか?
と話しかけてきてびっくり。
なんでもロケでキムタクが訪れて気に入ったらしく、お忍びでサーフィンしにくるのだそうです。
1人サーフトリップには軽レンタカーがオススメ
コスト重視の軽を選び、配車はダイハツのタント。
ムーブやワゴンRなどと、軽ハコの中間であるトールワゴンとかいうカテゴリのようです。
とりあえず手すりに紐を通し、ボード中積み位置確保。
この車、フロントガラスも広くてすごく開放感があります。
まずは大浜へ
とりあえず、大浜のリバーサーフショップを目指して北上します。
途中ホームセンターで折りたたみ式のポリタン購入しました。
二時間ほど走って到着です。
リバーサーフショップは大浜ポイントの目の前。
ワックス買いつつポイントエントリー、角島の様子、周辺の宿情報を収集します。
リバーのオーナー、優しくていい人でした。
大浜ポイントは日本海の広ーい感じの、京都だと葛野とか琴引に近いイメージです。
それなりに割れてるのに、3人しか入っていません。
急ぎ入水します。
山口・大浜での初サーフィン
サイズはハラムネ。
想像以上に水温高く、ロンスプで行けそうです。セミドライでは暑すぎました。
先客1名に笑顔で挨拶をしてラインナップに加わります。
セットを待ちますがなかなか割れません。
しばらくしてインサイド寄りに移動。
けっこうパワフルにドカンと掘れてくる波。
気合いで突っ込み、ライド感あるグーフィー。
チューブ狙えそうな波もありました。
人数も、最大3名という贅沢な環境。
このまま入っていたいとも思いましたが、次のポイントを目指すため1時間ちょいで上がります。
目指したのは角島
そこから30分ほど西へ走り、念願の角島大橋。
時間は既に15時前、日も低くて噂のコバルトブルーな海は見られなかったが、それでもきれいな景色でした。
橋の手前で2人入水中。
ただセットモモぐらいのショアブレイクなので、橋を渡り島に上陸します。
コバルトブルービーチでサーフィン
すぐにコバルトブルービーチに到着しました。
こちらでは4人ほど入水中。
リバーのオーナーの言ってたとおり、大浜よりワンサイズダウンの腰ぐらいでしたが、そりゃ入るしかありません。
入り口にいたサーファーに駐車ポイントを確認しつつ、笑顔で挨拶しながら入水します。
サイズは腰腹ぐらい。
若干アウトへの流れに乗ってしまいややテンション下がりますが持ち直し。
レギュラー、グーフィー共にそこそこ乗れる波。
最後に当てたり何なりすることを意識。
一本フロントサイドでクローズセクション手前で当てた後そのまま乗れたのが満足でした。
二時間たっぷり入り、17時半に上がります。
山口サーフィンの初日は車中泊
サーフショップで聞いた宿、パタ屋に電話するも今日は宿泊を受け付けてないとのこと。
寝袋も持ってきているので、数年ぶりの車中泊をすることにします。
近くの滝部温泉で日帰り入浴を済ませ、食料と酒を買って角島大橋手前の公園というか駐車場に場所を取ります。
タントのシートアレンジをいろいろ研究するも、結局運転席倒して後席とフラットにすることで落ち着きました。
ボードケースをマット代わりに敷き、ポリタン保温のためのアルミシートやボードのプチプチケースを窓に張り巡らせ、就寝。
以外とよく寝れました。
山口1人サーフトリップ 2日目
翌朝は6時過ぎに起床。
コバルトブルービーチをチェックしにいくも、やはりサイズダウン。
出来なくはないけど、ぐらいなので、ワンサイズアップなはずの大浜へ移動します。
ところが、こちらもサイズダウン。
微妙なブレイクで、むしろ角島のほうが良かったんじゃないかぐらい。
夕方まで上がる要素がないため、朝から観光モードに切り替えます。
山口サーフトリップは観光場所も豊富!
龍宮の潮吹、東後畑棚田、千畳敷を回ります。
一番は元乃隅稲成神社!
この元乃隅稲成神社が一番オススメ。真っ赤な鳥居が海に向かって並んでいる様子は圧巻。
竜宮の潮吹きはもう少し冬の日本海で荒れているぐらいのときが良いのでしょう。
棚田も、季節によっては美しいのでしょうが今回はそれほど。
南下して秋吉台へ。
雨だったので遊歩道を歩いて回るのは断念しましたが、壮観でした。
昔社会科の授業で習った秋吉台、カルスト地形、という単語しか頭にありませんでしたが、日本にもこんな景色があるんだなーと、少し感動。
秋芳洞も見応えありました
その後日本最大級の鍾乳洞である秋芳洞へ。ここもすごい。見る価値あり。
勢いづいで近隣の大正洞、景清洞もハシゴしたが、秋芳洞がすごすぎてちよっと物足りなかったです。
それに他の観光客が誰もおらず洞窟の中に一人なのはむしろ恐怖でした。
その後道の駅おふくで昼飯&温泉入浴。
だいぶまったりしてすでに15時過ぎ。
山口・西側のサーフポイントをチェック
夕方にかけて南西ウネリが入ってくるので、本州西端のポイントを目指します。
ローカルには西面と呼ばれているエリア。
16時半過ぎ、二見。
南西向きでベストだと思いますが、ウネリがもう一息足りない感じです。
西北西向きになりますが、少し北にある土井ヶ浜を目指すことに。
途中、雨が止み晴れ間が出て、信じられないぐらい大きくて美しい虹が。
そんな中到着。
波はやや厳しそうだが、海にかかる虹にテンション上がる。
土井ヶ浜で記念受験的サーフィン
チェックを続けると乗れそうなセットも入ってくるし、記念受験だと入水を決意。
サイズは腰ぐらい。
思ったより乗れるものの、パワー不足でスピードが出ず。時速8キロ台のライドを繰り返すもリップカールウォッチは補足してくれませんでした。
そのうちに、サイズアップしてきた雰囲気。
セットを狙いテイクオフし、ようやく記録。
それにしてもこのロケーション貸切とは、日本海バンザイ、山口バンザイ。
日没を迎え30分ほどで上がりました。記念受験以上の満足感。
webで調べると、土井ヶ浜はポールが打たれておりサーフィンが厳しいとの記述も。昔はもっと良い波が割れていたのでしょう。。
この日も車中泊。
昨日、なんだか腰のあたりが硬く痛かった(たぶんボードケースに入れてた予備フィンのせいだと)、ボードケースマット無しにしてシートに寝袋にしたら、これが想像以上に快適でした。
まとめ
いかがでしたか。
後編に続きます。