はじめに
こんにちは、Surftripworldです。
2015年10月の日本海・山口１人サーフトリップの記録です。
前編では、大浜や角島でのサーフィンを楽しみつつ、美しい鳥居の元乃隅稲成神社や壮大な秋芳洞などを見て回りました。
今回は後編。二位ノ浜サーフィンや、東の萩エリアにも足を伸ばしました。
山口１人サーフトリップ3日目
翌水曜も6時過ぎに目が覚めました。
11時前には就寝したので、かなりよく眠れた感があります。
まずはコバルトブルービーチ。
昨晩からの北西風で、サイズアップしてるもぐちゃぐちゃ。
次に昨日入った土井ヶ浜。こちらは、逆にサイズダウン。まあ西向きですし。
そこから東へ走り、大浜を見るもやはりまとまりなく。
次いで、大事に持ってきた15年以上前のサーフィンアゴーゴーを片手に西側のポイントを見るも、けっこうオンショアきつめで難しそうです。
二位ノ浜で入ってみるも。。
さらに東へ進み、二位の浜。
ここは湾になっているぶん、多少ましに思えました。
時間も9時になり、ちょっと入ってみるかと入水。
正面からゲットを試みるも、次々押し寄せるスープをいっこうに越えられず、ただ右に流されます。
こりゃダメだと一度上がり、歩いて湾の左に移動し、再ゲット。
これでいったん波を待つが、どうもぐちゃぐちゃで乗れそうな感じがしません。
この感じで、うっかり流されたら北朝鮮ぐらいまでいっちゃうんだろうか。。とか思い始めたらなんだか怖くなって、上がろうと決意。
わずか15分のパドルタイムでした。。
東進して波チェックを続ける
その後東海岸線の黄波戸もチェックするがほぼフラット。
そのまま、県東部のポイントを目指すことにして東進します。
大井は、頑張ればできるかもしれないけど、ダラダラでちょっと厳しい雰囲気。
そのまま萩を過ぎ、メインポイントである木与へ。
ここで今日初めてサーファー発見です。
メインで入っていますが、けっこうハードでオンショアもきついしあまり入る気がしません。
何よりも、近い駐車場の場所がよく分かりません。これはビジターの宿命でしょうか。
とりあえず入水
ウロウロした結果、左のほうの漁港ポイントで入水。
なかなか割れづらく、セットでなんとか乗れて、でもすぐショアブレイクになる、という波。
雰囲気的には水のきれいな夷隅、インサイドのどかっ掘れ具合は地形の悪い鮫島みたいなイメージ。
数本乗ったあと、1人サーファーが来ました。
下関ナンバーなのでどローカルでは無いのでしょうか。
波の様子を見ながら、左のほうへ移動してみます。
ここは巨大な玉石というかリーフっぽいブレイクで、小波ながらもグーフィーがきれいに割れていく。チャーロースイの左手前のほうの感じ。
注意して乗ってみると乗れなくはないですが、パワーもなく楽しくは無く。
乗り終わるとめっちゃ浅いし、油断してウニを軽く踏みつけます。
数本しか乗れませんでしたが、ノーサーフ寄りはマシだったなと上がります。
あと1,2サイズ上がればここは相当良さそうです。
萩の城下町を観光
西に戻り、萩市内の道の駅で海鮮丼。既に15時半。
せっかくなので萩の城下町跡を散策します。
世界遺産登録で街は盛り上がっているものの、観光客はそれほど多くありません。
実際の街並みも、思ったよりは感動薄く。
夕日を見に行くつもりが波チェックに
夕日の名所と言われている菊が浜を見に行きます。（夕日にはちと早かったですが）
ふと思い立ち、近隣のビーチを探して見に行くと、予想どおりサーフィン可能そうな波が。
そして、ローカルらしきサーファーが慣れた様子で堤防沿いにゲットしていきます。
しばらく観察すると、乗れてはいるがあまり良くはありません。
時間はすでに16時過ぎ。
迷いましたが、びゅんびゅんのオンショアもちょっと嫌で入水はあきらめ。
宿泊は俵山温泉
この日から2泊は、俵山温泉の保養旅館 京家。
俵山温泉は寂れた温泉街ですが、なかなから風情のある良いところです。
チェックインし素泊りだったのでコンビニでも、と思いましたが、女将さんに聞くと最寄のコンビニは15km先で、結局来た道を戻ることに。
俵山温泉の最高の泉質
宿に風呂はなく、徒歩2分ほどの温泉へ。
実はこの俵山温泉は名湯ランキングで西の横綱を取ったりした泉質自慢の湯らしいです。
じっくりとつかります。
車中泊もいいけど、やっぱり布団でちゃんと寝られるのは良いですね。
久々にテレビを見たりすると、意外と夜はあっという間。
山口１人サーフトリップ4日目
翌木曜は遅めの8時起床。
波チェックへ
この日は風がおさまりつつあり、チャンス到来の予感とともに波チェックへ出発します。
まずは大浜。
昨日よりは断然落ち着いているものの、どうも乗れそうな波が見当たりません。
その後角島へ。
大橋入り口でもできそうな波がありましたが、コバルトブルービーチへ行くとサーファー1名入水中。
たまに乗れそうな波もあるがあまり乗れていません。
少し、角島の他のポイントを探しに行くことに。
この日はさざ波程度だったが、ウネリが入ればできそうなところが2箇所ほどありました。
コバルトブルービーチで入水
灯台を眺めにいったりちょっと観光。
その後にコバルトブルービーチに戻ると、明らかにさっきよりまとまってきています。
写真も撮らずにすぐに入水。
さっきとは違いサーファーが1名。
聞くと、愛知からトリップに来たそうで、これが山口初入水とのこと。
自分自身も以前名古屋に住んでいたこともあり、伊良湖話などで盛り上がります。
波は、右からのレギュラーがきれいにブレイクしはじめ、なかなかの乗り心地。本日のベストは3回板を返せたレギュラー。
天気も良く、まさにエメラルドグリーンな海でわずか2人とは本当に贅沢。
2時間ほど満喫して上がります。
美しい角島大橋！
角島大橋の入り口に戻り、記念撮影。
ようやく美しい角島大橋を見ることが出来ました。
後に大浜へ。
3人ほど入っているが、あまり良くなさそうです。
二位の浜での初サーフィン
ダメもとで二位の浜を見に行きます。
と、駐車場に数人のサーファー。
海にはわずか2人。
いい感じのグーフィーを乗りこなしている、今回のトリップで一番上手なローカル発見。
急いで着替え入水。
こんちわー、お邪魔しまーす！と元気な挨拶と共にラインナップへ。
上手なローカルは推定50代後半のいかにもローカルな感じの人でした。
サイズは胸ぐらい。
間違いなく今トリップで最高のいい感じのグーフィー。
パワーもあり、うまく乗り継げばショルダーも張ってきます。
久々にアップスで疾走できた波。
ローカルらしき人が何人か入ってきます。
皆ににこやかに挨拶を交わします。
さっき角島であった愛知サーファーYさんも同様に入ってきました、
インサイド寄りではレギュラーグーフィーともにブレイク。
なのでそんなに混雑感もなく。
そもそも、MAXで8人でしたし。
2時間半、がっつりやって上がります。20本。
２０年後のお手本
駐車場でYさんと連絡先を交換。彼は56歳、子供も手を離れ、今日から一週間の自由気ままなトリップだそう。
この歳でもあんなにショートを乗りこなせるならいいなと、自分の将来にも希望が持てた気がしました。
けっこういろんなところに行ってる方で、トリップ談義に花が咲きます。
福井のHポイントも昔はガラガラだったとか、25年前にロンボクに行った話とか。
この日も俵山温泉泊でした。
山口１人サーフトリップ最終日
翌金曜は7時にチェックアウト。
まずは角島大橋に行くも、昨日よりサイズダウン。
北西風もまだ弱めなので、かすかな期待を込めて昨日の二位の浜へ。
こちらもサイズダウン、たまーに乗れなくもない波が来るけど。。という感じで、入らずに昨日の良い思い出のままこのトリップを終わらせることにしました。
宇部空港から1450のJALで東京へ戻ります。
山口１人サーフトリップを振り返って
いかがでしたか。
以下、私の感想です。
・これからの季節、やっぱり日本海。
・少なくとも、フラットではないならどこかしらでできるみたい。
・加えて山口は、海岸線の向きが色々でどんなウネリにも対応できるし、かなり西にあるため他の日本海ポイントが冬型でクローズしててもこっちは緩んでてできたり。
・何より、サーファー少ない！ちゃんと挨拶してマナーを守れば、ビジターも排除される感じではなさそうです。
・波が無くても観光ポイント豊富。観光飽きたら行くべき温泉もたくさんあり。今回は堪能できなかったけど、海鮮中心に魅力的な食事も豊富。
・実は下関までも1時間ぐらい。これからの季節、下関泊でフグ堪能もあり。
・兵庫とかに比べて、瀬戸内海側と日本海側の移動距離がだいぶ短い。さらに、万が一外したら、多少気合いはいるけど宮崎日向方面へ移動する手も。
・道が走りやすい。信号も車も少ないし2,30kmぐらいは全く苦にならず。
・やっぱり、知らないところに行って知らない景色を見て知らない人と出会って、もちろん知らない波に乗ってというのはすごく貴重な経験。人生を豊かにする。
旅のコストと記録
レンタカー
ダイハツタント4泊5日 23800円 たびらい経由
宿泊
素泊り2泊計 5640円楽天プレミアムカード経由
楽天プレミアムカードでのトラベルコース宿泊予約1500円引きは神でしたよねえ。。(2015年12月20日終了。。）
ガソリン
5700円 走行940km 平均燃費21.7km/l
その他
- 温泉 4回計約2000円
- 食費等 3000円/日
- 秋芳洞、大正洞、景清洞 2000円
