ペルー・トルヒーヨの遺跡観光まとめ 太陽のワカ・月のワカ、チャンチャン遺跡、ドラゴンのワカとワンチャコ海岸

2016年にペルーのチカマへサーフトリップに行った際の体験と記録をベースに書いています。

当時は1ソル≒30円でした。(現在は33円ほど)

スポンサーリンク

はじめに

ペルー北部の都市トルヒーヨの近郊には、歴史的価値の高い遺跡が点在しています。

ツアーを利用して参加しましたので、そのまとめです。

一番のみどころは、月のワカでした。

もし順番を選べるのであれば太陽のワカ・月のワカを最後にして、先にドラゴンのワカとチャンチャン遺跡を巡るのがオススメです。

アクセス

私はツアーを利用しました。

  • 太陽のワカ、月のワカ
  • トルヒーヨ市内のレストランで昼食
  • ドラゴンのワカ
  • チャンチャン遺跡
  • ワンチャコ観光

がセットになったツアーでした。

ワンチャコに滞在していましたので、ワンチャコの旅行会社にて予約。

65ソルでした。

トルヒーヨ市内の発着であればもっと安いのでしょう。

ツアーの参加者は全部で10人ほど。

そのうち私と英国人2人の計3人に英語ガイドが付き、残りのお客さんはスペイン語ガイドのようでした。

太陽のワカ、月のワカ

太陽のワカ、月のワカとは

Huaca del Sol (太陽のワカ)とHuaca de la Luna (月のワカ)。

ワカ=古代の墓や建築遺構を意味するようです。

神殿という訳が良いでしょうか。

どちらもモチェ文化を代表する遺跡です。

モチェ文化(モチェぶんか;Moche)は、ペルー北海岸にそそぐモチェ川から名称をとられた紀元前後からA.D.700頃まで繁栄したインカに先行するプレ・インカと呼ばれる高度な文化のひとつである。

Wikipediaより引用

なお、現在は太陽のワカには行けず、月のワカの頂上から太陽のワカを眺める形になります。

場所

太陽のワカはトルヒーヨ市内の中心部にあるプラザ・デ・アルマスから約7km、車で20分ほどの場所にあります。

各遺跡の位置関係はこちらです。

それでは、実際に見学した順番に各遺跡をご案内します。

太陽のワカ、月のワカ

ミュージアム Museo Huacas de Moche

2009年か2010年ごろに出来た比較的新しい博物館。

モチェ文化について、土器を中心とした多くの展示物や解説があり面白かったです。

特にモチーフに波が多く出てくるのは、海岸地帯ならではと感じましたし、サーファーとしてははちょっと楽しいポイントでした。

個人的に一番面白かったのは、バラバラに壊れてる人間モチーフの土器に、やたらリアルな男性器があったことです。

何千年前でも人間は変わらないよね、となんだか妙な納得感を覚えました。

ミュージアム内は残念ながら写真撮影禁止でした。

そのせいか色々なブログを見ても比較的情報が少なめなのですが、個人的にはけっこう楽しかったです。

月のワカ Huaca de la Luna

博物館から5分ほど歩いたところに月のワカがあります。

月のワカに向かう
月のワカに向かう

月のワカは、色鮮やかな壁面モチーフが数多く残り、見応えがありあます。

月のワカにある創造の神アイ・アパエク(Ai Apaec)のレリーフ
月のワカにある創造の神アイ・アパエク(Ai Apaec)のレリーフ

目の前にある積み重なったブリックが、遥か昔に作られたものだと思うと不思議な気持ちになります。

なんだか可愛らしい石も。

こちらはEL ALTAR MAYORとあります。メインの祭壇、というところでしょうか。

EL ALTAR MAYOR 祭壇
EL ALTAR MAYOR 祭壇

説明のパネルには、奴隷のような姿も描かれています。戦いで捕まった捕虜のようです。

EL ALTAR MAYOR 祭壇

北のファサードは目の前に高さのある壁が広がり、見ごたえがあります。

北面のファサード
北面のファサードを上から見た様子

月のワカの頂上からは、太陽のワカを眺めることが出来ます。

月のワカから太陽のワカを望む

色鮮やかな壁面の数々、見どころが多い遺跡です。

月のワカについては遺跡ときどき猫さんのサイトが分かりやすかったです。

昼食

月のワカの後、トルヒーヨ市内に戻り、こちらのレストラン、

El Sombrero Restaurant Turisticoで昼食となりました。

レストラン El Sombrero Restaurant Turistico

ワンチャコでの食事に比べるとちょっと高く感じますが、チキンとポテトとアボカドサラダのプレート、ラージトルヒーヨビールで計30ソル。 1000円。

冷静にみるとやっぱり安いです。

そしてここではマリネラというペルーの踊りのショーを鑑賞できます。

マリネラ(Marinera)とは、ペルー共和国を代表する伝統舞踊・競技ペアダンスである。 ブラジルのサンバ、アルゼンチンのタンゴと共に、南米3大ダンスの1つに挙げられ、ペルー共和国の無形文化遺産に登録されている。 男女ペアのダンスで、男女とも白いハンカチを右手に持ち、6/8拍子のリズムで踊るのが大きな特徴である。

Wikipediaより引用
マリネラショーの様子

ツアー客御用達のレストランのようで、評価は分かれるようですが。

虹のワカ Huaca Arco Iris 

ドラゴンのワカ(Huaca del Dragón)とも呼ばれる遺跡です。

月のワカに比べるとかなりこじんまりとした印象でした。

このレリーフが名前の由来のようです。

たしかにドラゴンと虹です

チャンチャン遺跡 Chan Chan Archaelogical Zone

そして虹のワカを経由したのちにチャンチャン遺跡に到着です。

ここは1986年にユネスコの世界遺産に登録されているそうです。

すごいのでしょうが、途中で飽きてしまいました。

半分くらいしか分からない英語のガイドに疲れたのか、そもそも遺跡への興味の薄さが露呈したのか。。

太陽のワカ、月のワカが世界遺産になっていないことのほうが不思議な気がしました。

チャンチャン遺跡の広場的なところ
魚とペリカンのレリーフ。階段状かつ平行線が引いてあるのは波を意味しているでしょうか。
ここがメイン?雨よけなのか屋根が設置してあります。
ここがメイン?雨よけなのか屋根が設置してあります。
他のブログ等で見る貯水池には水がありませんでした

まとめ

いかがでしたか。

ペルーを訪れた際は、ぜひ遺跡ツアーに参加してみてくださいね。

そして時間があるようでしたらワンチャコへもぜひ!

ワンチャコのレストランやサーフィン情報、詳細に記しています。

タイトルとURLをコピーしました