はじめに
こんにちは、Surftripworldです。
2019年に3年ぶり2回目のペルー1人サーフトリップへ行ってきました。
目指すはもちろん、世界一長い波が割れるポイント、チカマ。
ただし、その前に待機ポイントであるワンチャコを目指します。
今回は日本を出て2日目、乗り継ぎ地のカナダ・トロントからリマへ、リマからワンチャコ、そして初サーフの記録です。
前回の【2019年最新版】日本からカナダ・トロントを経由してペルー・リマへ! ペルー1人サーフトリップ day1はこちらをご覧ください。
Day2 金曜
カナダ・トロントからペルー・リマへのAC1946便の機内。
寝ては首が痛くて起きを何度も繰り返し。もう少しガッツリ寝たかったのですが。。
ようやく、リマに到着したのは1:38。トロント出発から、約8時間。日本は15:38ですので羽田を出てから約22時間です。
リマの気温は15度とのこと。
入国カードは2016年に廃止され、現在は不要です。
リマ空港の様子
空港ではメールまたはFacebook登録で1時間のフリーWi-Fiあります。ただし速度はかなり遅いので、とりあえず、ですね。
イミグレは、久々に体験する長い列。2時に並び始め、通過まで50分。さすがに段取り悪過ぎだろと不機嫌になります。
長いフライトでのストレスもあるのでしょう。
claroのブースはunlimitedのsimが59USD。買うつもりだったもののちょっと高すぎる。ほかの旅行者もスルーしているので、きっと得策ではなさそう。
とりあえず出ることにします。
国際線から出て左に行くと、奥のほうに手荷物預かり所がありました。
前は反対側にあったと記憶しているので移動したのでしょうか。
詳細聞いていませんが、スタンダードな荷物で一日39ソレス。サーフボードだと50とか60ソレスぐらいでしょうか。
チェックインカウンターにはすでに大勢の人たちが。
まだ出発まで5時間あるものの、これは荷物を預けられそうだと聞いてみると、大きい荷物は62番ゲートとのことです。一番奥です。
たどり着くとサーフボードもスーツケースも預かってくれました。
JALグローバルクラブでワンワールドサファイアを提示したからか、追加料金もかからず。
チェックイン自体はLATAMのアプリで済ませていたのですが、紙の航空券ももらいました。
2階でSIMカードを入手!
沢山の人でごった返し、かつ通路の脇には寝ている人々多数。深夜のこの時間にけっこうなカオス感。
出発ゲートの入り口付近にあるclaroのブース。
他ブログではここではSIMカード単体での購入はできないように書いてありましたが、聞くとSIM購入可能なようです。
実際、購入できました。
これで、ワンチャコ でSIM入手する必要が無くなりました。
SIM入手までの詳細はこちらペルー リマのホルヘ・チャペス空港でSIMカード購入!(2019年最新版)をご覧ください。
ラウンジ作戦をミスる
時間も4時になったところでゲートへ。
ここは国際線と国内線が同じ荷物検査を通るという変わった仕組み。
それにしても人が多いです。
ゲート通過後、ラウンジを探し始めたところで自分の過ちに気づきました。
国際線と国内線が一緒なら、国際線ゲートへ移動してラウンジ使えばいいよね、と思っていたのですが。
完全にイミグレの存在を忘れていました。
そりゃ国際線側には行けないですよね。
これなら中に入らなければ良かった。。
フードコートでビッグマックでも食べていれば良かったと後悔。
イミグレ通過後のおすすめポイントは?
それでも代わりを探します。
国際線ターミナルには食事どころが3つ。
1.お手頃そうなパン屋さん
こちらは残念ながらWi-Fi無し。
2.スタバ
奥にあるスタバもなんとWi-Fi無し。。
Wifi無いスタバなんてあるのか。。
3.TANTA
とのことで、残ったTANTAにて休むことに。
クロワッサン6ソレスにアメリカンコーヒー8ソレスは空港内にしては良心的です。
SIMを購入して現金が少なくなったため、BCPのATMで引き出し。
手数料は13.5ソレスとあります。
ペルーのバンコデラナシオン(Banco de l Nacio’n)という銀行では手数料無料という記事を見るいっぽう、そもそもこの海外ATMの手数料は日本での手数料と二重になるためかからない、というブログ記事もありますので、返済時に検証したいと思います。
ペルー・リマ空港でのWi-fi使用
さて、TANTAのWi-Fi、パスワードも教えてもらったものの、遅過ぎて全く使い物になりません笑
結局購入したSIMを入れたスマホのテザリングで自分のiPhoneを使いますが、なぜか恐ろしいスピードでデータを消費していきます。
少し検索しただけで100MB突破。
このペースでは3GBなど一瞬です。
アプリの更新設定など諸々止めているつもりなのですが、Wi-Fi接続で自動更新されるものがあるのでしょう。
自分のiPhoneもSIMフリー化しているので、SIMをこちらに直接入れ替え使うことにするとデータ消費は正常に戻りました。
自分のiphoneのSIMを入れ替えた場合の検証
自分のiPhoneのSIMを入れ替えると、困ることは二つ。
・かかってきた電話が受けられない
・iMessageやSMSの送受信に影響する
前者は、まあ割り切ればいいかと。
LINEなどアプリ経由の通話は可能ですのでそちらにシフト。
後者は、設定にもよるようですが、こちらからの発信番号が変わります。
受け取った相手からすると、突然見知らぬ海外の番号からメッセージが来る形になるので事前に伝えておく必要があるでしょう。
また、日本の番号宛のiMessageやSMSは当然ながら送れなくなります。
ただ、今回実施してみて大きな不都合は無かったように思います。
ポケットWi-Fiなどをレンタルした場合も、データを異常に消費する問題は起こると思いますので、自機のSIM入れ替えが最も望ましいかと。
空港でのサーフボードの扱いに不安を感じる
でもなんだかんだで搭乗まであと2時間ほど。長い。
ベストはやはり、前回乗れなかった5:50発のLA2210便かもしれません。ワンチャコ に7時半ごろ着いてしまうのでホテル探し苦労しそうですが。
ようやくボーディングの時間になり、ブリッジから乗り込み、と思いきや、なぜかブリッジの扉が閉まっておりその前で10分ほど待たされます。
窓からは、預け荷物を積み込む様子が。
荷物を次々に放り投げる姿に、また今回も板はクラッシュしているだろうと嫌な予感がします。
ようやく離陸、そしてトルヒーヨ着
搭乗後もしばらく待機があった後に離陸。
サードドアを読んでいるとあっという間に。
結果的には定刻より少し遅れの9:32に着陸です。
窓の外には乾いた茶色の砂の様子が広がります。
3年前は夕方だったので景色が違うのでしょうが、それでもチャンチャン遺跡などの風景が蘇り、戻ってきたー!という気持ちが強くなります。
日本を出発して実に30時間。
とはいえ前回より順調なので、あまり苦労した感はありません。
ワンチャコへ
タクシーは、公式価格がワンチャコまで20ソレスということをちゃんと確認した後にさっさと乗り込みます。
5分もたたないうちに到着。
波はだいぶ穏やかめですが、10人ほど入っています。
明日にかけてサイズが上がる予想なので、まずは肩慣らしとしてはいりたいところ。
ただ思ったより寒く、水温が心配です。
ワンチャコでホテルにチェックインし朝食
ホテルはワンチャコ 入り口付近のNuna Chak hostel。
webで見た感じとちょっとちがいますが、トイレシャワー付きの個室が朝飯付き50ソレス。
まあ悪くないのでとりあえず一泊することにします。
まずは腹ごしらえ。
3年前にさんざん通ったMENU LANDへ。
店も変わっていません。
ただ今回は、色々な店を開拓したいと思います。
アメリカーノ、7.5ソレス。
ワンチャコでの食事については、2016年の記事世界一長い波!ペルー・チカマへの1人サーフトリップ2016 その3 食事とオススメのレストランをご覧ください。
2019年ペルー・ワンチャコでの1ラウンド目
その後ボードを取り出し。
テール部分がややクラッシュしているものの小傷で済みました。ソーラーレジンで埋めます。
Coolのwaxをセットし、海へ。
宿のオーナー(だと思う)Carlosがゲットのポイントを教えてくれました。
以前のサンセット前よりもだいぶ左側です。
先客は5人ほど。
3年ぶりのワンチャコは、だいぶ穏やかな感じです。
しかし思うように乗れません。
1本だけ100m程度に乗れたものの、あとは乗り遅れてばかり。
波の問題というよりも自分の問題のような。
途中で左足がつりました。
ふくらはぎと、スネ側を同時つりという地獄。
片方を伸ばせば片方がつりの繰り返しで、一人海で悶絶します。
5分か10分か苦しんで、少しずつおさまってきたところでさあ波をとらえようと意気込むも、次は右足。。
やはり裏表同時につり始め。。
長時間の移動の疲れということなのでしょうか。
1時間半ほど入っていたのですが、もう限界と思い、ちょうど来た一本に遅れながら乗り、そのまま上がります。
持っていったGoPro Hero7で唯一撮れたライディングがこれでした。
ワンチャコでのランチ
散々でしたがとりあえず昼飯にします。
行ったこと無いところにしようと思い、桟橋の向う側にあるHuanchaco beach Resutaurantに歩いていくも、ランチメニューも出ていない雰囲気に躊躇し通り過ぎたところ、隣の店の客引きにあいます。
お腹も空いてきたので入ることに。
このワンチャコエリアの海沿いの店、全店共通のチラシなんじゃないかと思うほど似たようなセットを出していて、セビーチェとチャーハンなど、それにインカコーラがついて15ソレス。
ビールも頼みました。
このセットは可もなく不可もなく、でした。セビーチェの魚介は魚が一種だけだし、海鮮チャーハンもまあなるほどという感じですが、お腹いっぱいにはなります。
たぶん他の店でも同様でしょう。
明日以降はセビーチェの美味しい店で、前回行っていないところに行ってみようと思います。
ワンチャコでの2ラウンド目
宿に戻り少し昼寝しようかと思ったものの寝付けず、ストレッチをしたあとに夕方のラウンドに。
16時半ごろ入水。
16:10が引きいっぱいのため、手前は岩がごろごろ。
入水ポイントをややミスったらしく、しばらく岩の上を恐る恐る歩いてゲットします。
波待ちしていると、自分より左にいた二人があっという間に遠ざかります。
いや、流されているのは自分でした。
ワンチャコでは桟橋方面へ行くにつれて陸地が東側に寄っていきます。
一方カレントは北に向かっていくので、気づくと随分と岸が遠くになります。
久々に、どこまでも流れてしまうんじゃないかという恐怖感をおぼえます。
焦って岸側にパドルしてみると、一応戻っていっているようで一安心。
そうしているうちに来た波に乗ります。
これがなかなか良い波で、走ってボトムから上がって戻ってみたいな一連の動きが出来、しかもフェイス広めで考えながら動ける波というか。
長さは145mだったものの、十分満足な波。
ここでまた足がつり始めたので、潔くあがることにします。
上がる際も、入水時同様、いやそれ以上に岩に苦戦します。
ゆっくり一歩一歩進むも、岩にフジツボではないけど小さい貝みたいなのがついていて痛い痛い。
ちょっと手をついたらそのタイミングで波が来て、滑って手を切ったりして散々でした。
久々の晩飯はやっぱりMENU LAND
上がってシャワーを浴び、早めの晩飯へ。
今日はさくっとMENU LAND。
メニューはPollo Fritoを、ビールはCUSQUENAにしてみました。
ポジョフリートはチキンカツみたいなのが来るイメージでしたが、ちょっとボリューム不足な手羽で残念。
ビールはおいしいのですが、風があって少し寒いです。
やっぱりウルトラライトダウン着てくればよかったと後悔。
2本めのビールも寒さで飲みきれず。
24ソレスでした。
すっかり冷えて部屋に戻り、ウルトラライトダウンを着込んで就寝しました。
パーティーでもしているのでしょうか、音楽が3時ごろまでガンガンかかっていました。
まとめ
いかがでしたか。
3年ぶりのペルー・ワンチャコのサーフィンは不完全燃焼気味。
3日目に続きます。