世界一長い波!ペルー・チカマへの1人サーフトリップ2016 その6 チカマとワンチャコのポイント解説!

2016年にペルーのチカマへサーフトリップに行った際の体験と記録をベースに書いています。

今日は、世界一長い波と言われるポイント、チカマと、実はそれ以上に満足度が高いかもしれないワンチャコをご紹介します。

スポンサーリンク

ポイントの概要

チカマのベストシーズンは4-10月

現地の冬のシーズンになります。

水温は17-18度ぐらい。

最低でもフルスーツ、自分はセミドライでちょうど良かったです。

ブーツは不要でしたが、チカマでエントリーポイントまで歩いていくときに岩で足を切りました。。。

チカマで良い波が割れるには、周辺のポイントのうねりが6ft以上必要と言われています。

こちら、トリップ時のワンチャコのうねり。私が滞在したのは20日まででしたが、平均肩頭ぐらいの波がありました。

こちらは同じくチカマのうねりです。

チカマのほうが1-2ft小さいようです。

ワンチャコを基準に考えると、3-5ftのときはワンチャコがgood wave。

それ以上にサイズが上がるとクローズになり、チカマを目指すタイミング、と考えるのが良いと思います。

実際、私がチカマに滞在したのは9月21日から23日。23日は若干サイズダウンしていました。

その日のうちにワンチャコに戻りましたが、ワンチャコはハードめで厳しそう。

翌24日の朝はだいぶ落ち着きサーフ可能でした。

といってもサイズは頭から頭オーバー。

あとで記しますが右側へのカレントが強烈で、うっかりゲットにハマりピアの右側まで流されました。。

ワンチャコの攻略方法

では、まずはワンチャコのゲットの場所などを経験を元にお伝えしていきます。

チカマにうねりが入らない間はワンチャコで過ごすことになると思いますが、日本基準で考えると信じられないぐらいいい波です。

しかも人も少ないです。特に朝は数人とか、普通に貸し切りだったりします。

チカマのうねりが上がらずにずっとワンチャコで過ごす羽目になったとしても、十二分に満足できる波です。

ゲットのポイント

泊まっていたSunset hotelの目の前よりやや南側(海に向かって左側)あたりからゲットし、100m前後の波を捉え乗っていき、いい波捉えてロングライドしたら桟橋の手前側から上がって再び歩いてsunset前に戻る、というのが定番コースでした。

こんな感じです。

ワンチャコでのサーフログ
ワンチャコでのサーフログ

赤い線が最長のライディング、201mです。

ただ、チカマから戻った後のサイズがあるときはこのルートで激カレントに流され、1本も乗らない間に桟橋の向こう側まで流されました。

その時のパドルの流れ。

ワンチャコで流されたサーフログ

16分間でパドル距離1km。でも自分がパドルしたのは懸命に沖に向かいながらドルフィンしていたのと、最後桟橋の向こう側まで流された後に岸に向かったのみです。

エグいですよね。。(いやもしかすると自分のドルフィンセンスの無さかもしれないと思いつつ。。)

失意のまま上がった私は再度歩いて戻りゲット試みました。

目印にしたのはMERIというホテル。

hotel sunsetよりも南側、海に向かって左側に位置しています。

そこを超えたあたりからゲットしたところ、300mクラスの波を捉えることが出来ました。

ワンチャコで流された後リベンジのパドル位置
ワンチャコで流された後リベンジのサーフログ

*2019年3月現在、MERIは移転してより街の中心部、桟橋近くにあるようです。

現在だと、Hotel Huankaruteの前辺りになるかと思います。

このようにうまくいい波捉えると300mぐらい乗れ、桟橋の手前から上がる。

それ以外の場合は50-150m位乗り、またパドルで戻って乗る感じです。

いやそうとう贅沢ですよね!

チカマの攻略方法

エルオンブレ前の階段から砂浜に降り、そこからはひたすら南(海に向かって左側)に歩いていきます。

まずは、1つ目の岬を超え2つ目の岬の手前の砂浜からゲットしました。

チカマのカレントは強烈で、波待ちしている間に1つ目の岬の手前にあっという間に流されましたが、ここから乗ったチカマ初ライドはエルオンブレ前まで延々乗りつなぐことが出来、793m。

岬の左の白い細い線がエントリーからのパドル、赤い線が793mライディングの記録です。

チカマでの初入水時のエントリーポイントとサーフログ

その後は、2つ目の岬付近からゲットをしました。

ここからだと、もうひとつ奥のピークから乗ることが出来ます。

2つ目の岬の岩沿いがけっこう歩けるので楽にゲットできました。

より奥の方からエントリーしてみた

ただ、ここから乗っても1つ目の岬の手前ぐらいに速いエリアがあって、そこでつかまってしまうんです。

その後乗り直して最長の943mを記録したわけですが、サイズとコンディション、さらに力量によってはその速いセクションを抜けて1km以上のロングライドができるのだろうと思います。

歩くのが嫌な人は

海上に、ボートが走っています。

乗り終わった後、ボートに乗るとそのまま再びエントリーポイントまで連れて行ってくれるのです。

私はちょっと邪道ではないかと思い利用しなかったのですが、とても効率の良いサービスです。おそらく次回行った時には確実にお世話になるかと思います。

記録がないのですが、たしか2時間で50ソルとか100ソルといった金額感だったと思います(間違っていたらごめんなさい)。日本円で数千円ならまあいいよねと思った記憶が。

終わりに

いかがでしたか。

ワンチャコやチカマでの実際のエントリー場所など、事前に分かっているととても有益だと思います。

次回はワンチャコ、チカマへのアクセスについて書きたいと思います。

ぜひ、一生の記念になるいい波を捉えてくださいね。

タイトルとURLをコピーしました