世界一長い波!ペルー1人サーフトリップ2016  Day10 さよならワンチャコ

2016年にペルーのチカマへサーフトリップに行った際の体験と記録をベースに書いています。

当時は1ソル≒30円でした。(現在は33円ほど)

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前回のおさらい

大満足だったチカマからワンチャコに戻り。

わずか2日ぶりながらなんともいえないホーム感に安堵。

世界一長い波!ペルー1人サーフトリップ2016  Day9 チカマからワンチャコに戻る 

今日はいよいよペルーを離れる日です。

10日目

24日土曜日。

久々のワンチャコ波チェック

朝6時、自然起床。

海をチェックしにいきます。オーシャンビューじゃないのは多少面倒ですが、また良しとしましょう。

昨日の夕方よりもだいぶ落ち着いている様子。

見たことのある、きれいなワンチャコブレイク

朝入水前のワンチャコ

宿に戻り、着替えて準備。

ワンチャコラストサーフ

強烈なカレントを味わう

サンセット前あたりから入水。

途中まで順調にパドルしていたものの、セットの嵐をくらい無限ドルフィン。。

あー、いつになったら出られるんだーと思いながら延々ドルフィンです。

少し波のはじに来たなーと思い振り向くと、

!?

もう桟橋の向こう側まで流されています。。

チカマもびっくりなカレントです。。

こちら、白い線がパドルの記録。

ずっと沖に向かってパドルとドルフィンしてたのですが。。

1本も乗れずに1km流れた

失意のまま上がります。

奮い立たせて2セット目

でもさすがにこのままでは終われない、と、また歩いて戻ります。

今度はさらに左側から入水です。

途中ドルフィンしようとすると板が岩に当たるような、浅い感じでした。

多少食らうセクションをドルフィンでかわしながら、ようやく波が落ち着いたあたりにポジションをとれました。

ここは、ちょうどサンセットの沖あたり。

流れを計算したエントリーポイント選択が奏功し、無事ゲット成功です。

波は落ち着いたとはいえ頭~頭オーバー

次カレントに乗っちゃったらもう終わりだなと慎重に波を選びます。

ペルートリップ最後の波

15分ぐらい待って、ようやくテイクオフ

頭オーバーぐらいあったでしょうか。

うまく動けたが、100mほどのショートライド。

少し戻り、小屋よりちょいピアよりのお決まりポジションでスタンバイします。

そして頭サイズにテイクオフ。

おー、気持ちいい波。

途中でカットバック的な動きで戻りつつ、できないときはへばりついて粘りつつ。

ボトムターン(なんちゃってですが)、いつもよりちゃんと下半身が低く使えていたのでしょう、トップに上るときに伸びると同時にかつてないぐいっと感のある加速

トップでの板の返しもだいぶさまになってきた気がします。

ぐいぐい乗り継ぎ、上って下って、ピア付近まで400m弱

ラストを飾るには相応しい波だったなと満足して上ります。

最後の朝食

最後の朝食はMENU LANDのアメリカーノ、コーヒーおかわりで計9ソル

定番。

定番の朝食

途中、物売りのおじいちゃんが来ました。

昨日お土産屋で在庫が一個しか無かったカバンがあります。

しかもお土産屋より安かったので購入。

ラッキーでした。

平らげた朝食と購入したお土産

ショッピングモールへ

宿に戻りパッキングし、11時半にチェックアウト。

荷物は預かってもらえましたし、ウェットもロープに干せました。

店の兄ちゃん(カルロス?)によると、モールへはどのバスでもいける、1ソルとか1.5ソルだと言われたので、海岸通りに出て、最初に来たHコースのバスに乗り込みます。

バスの車内

20分ぐらいでmall aventuraに到着しました。

ブログ等で見聞きしていた通り、近代的なモールです。

mall aventura

この街で初めてマックやスタバを見ました。

外資も、スポーツ系等中心に出店しています。

昼は久々のマック。

マック
マック

リマの空港以来ですからちょうど1週間前。

いろんな体験盛り沢山すぎるせいか、なんだかすごく昔に感じます。

セットは8.9ソル

空港はもう少し高かったので、設定が違うのでしょう。

スーパーtottosで2時間ぐらいかけお土産を物色します。

スーパー内。フルーツたくさん。

さすがにワインの品揃えも豊富です。

これも久々のスタバで一息。

ラテのショートで8.5ソル

現地水準だと相当高いと思います。

ワンチャコへ戻る

1630に出発。

モール前からBルートバスに乗り、15分でワンチャコ到着です。

バスの車内

朝と同じようないい波が割れ、人数は相変わらずの5人ほど。

土曜日なのに。

まだみんなチカマにいるのでしょうか。

いやこれがワンチャコの普通なのかもしれません。

しばらく海を眺めたあと、MENU LANDへ。

ペルー最後の晩餐

少し早めの夕食は通いまくったMENU LANDで。

最後のpollo saltado。

味わいながら、別れの挨拶を伝えようと必死に覚えます。

なんだか、急に寂しくなってきました

ここで何回メシ食ったかなあ。

それでも、

別れがあるから出会いに価値があるし、

寂しさがあるから嬉しさがあるのでしょう。

お会計。

暗記したスペイン語を振り絞ります。

Vuelvo a Japon esta noche

gracias por tu atencion

hasta la vista

なんとか通じたようで、笑顔で店を出ます。

ワンチャコからトルヒーヨ空港へ

宿で板とスーツケースをピックアップ。

おばちゃんに、空港までのタクシーがいくらか聞くと、10ソルとのこと。

早速海岸通りに出てタクシーを拾います。

空港までいくら?

と聞くとちょっと考えてるようなので、

すかさず

dies poles?

とたたみかけると

si

よし。

ここにきてようやくスペイン語に慣れてきた感があります。

トランクにスーツケースが入らなかったので後部座席に乗せ、助手席窓空け作戦でボードを載せます。

運転手さん、この荷物をどう載せるか。。と思ってたぽく、

なかなかやるねぇ、みたいな笑顔です。

助手席からサーフボードを載せる技を披露

空港までは10分ぐらいでした。

搭乗まで

お土産やウェットをスーツケースに詰め込み、ちょっと早いけど3時間弱前にチェックイン。

トルヒーヨ空港 LAN航空のカウンター
トルヒーヨ空港 LAN航空のカウンター

LAN航空のお姉さん、普通に英語スペック

スムーズに会話が通じるのがこんなにも嬉しいものかとしみじみ感じました。

しかもこのお姉さん、1人でカウンターを切り盛りしているのです。

チェックイン対応しつつ、乗り遅れちゃったけどなんとかしてよポルファボール、みたいに懇願してる客の相手をしつつ、無線でなんか連絡とりつつと大忙しです。

ちなみにこの空港にはLANのほかにLCPというLCCらしきとことAVIANCAのカウンターがありました。AVIANCAはスターアライアンスのようなので、次回はそっちにすればエアカナダと合わせスタアラでつなげるのがいいかなと思いました。

日本からトルヒーヨへのおすすめルートについては世界一長い波!ペルー・チカマへの1人サーフトリップ2016 その2 飛行機と宿の手配にまとめました↓

搭乗まで

空港の売店を物色。

韓国人と聞かれ、

ハポン

と答えつつ、

クアントクエスタ

と聞くと、

おーあなたスペイン語できるの!

みたいに驚かれます。

1週間で、多少は上達したのかと思いつつ、気を良くさせて購買につなげる常套手段なのでしょう。

いろいろ見て、やっぱり空港は高いよなーと思いつつ、実用性を兼ねてうちわを購入ました。

once。という記録。スペイン語で11。

11ソルだったのでしょう。

その後カフェでセルベサ(スペイン語でビールの意)を。

この旅2回目のCUSQUENA、のROJA(RED LUGER)を注文。

これ、うまいじゃないか。。

もっと早くこのビールの存在に気付いていれば。。

いや正確には気付いていたのですが、どうせラガーだろうと期待してなかったのです。。

この旅ももうすぐ終わる。

21時頃発予定のLA2205。

搭乗後のアナウンスでみんながどよめいたと思ったら、出発が1時間ぐらい遅れるようです。

てかなんで搭乗後に。。

隣のおじさんがなぜかイヤホン無しでスマホで映画を見始めました。

周りは特に何も言わないし普通なんでしょうか。

そして私も、読書灯がけっこう明るかったのですが構わずつけて読書にふけります。

23時頃リマ到着。

バゲッジクレームこそ見慣れなかったものの、外に出ると、ああここか、という懐かしさがこみ上げます。

エアカナダのカウンターでチェックイン。

ボードチャージはUSD50に税金9の計USD59

ちょっと高いです。

*現在はさらに値上がりUSD100になっているようです。サーフボードチャージ考察を含めたおすすめフライトはこちらをご覧ください。↓

日付が変わるところで、いったん区切ります。

まとめ

いかがでしたか。

とうとう、次回 世界一長い波!ペルー1人サーフトリップ2016  Day11-12 リマからトロント経由にて帰国 と総まとめ が最後になります。

リマから日本に帰るまでと、総まとめです。

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