はじめに
こんにちは、Surftripworldです。
2019年に3年ぶり2回目のペルー1人サーフトリップへ行ってきました。
目指すはもちろん、世界一長い波が割れるポイント、チカマ。
その前に待機ポイントであるワンチャコへ。
今回は日本を出て3日目、ワンチャコでのサーフィン、そして意を決して急にチカマに移動、の記録です。
1ソレス=約32円で換算してください。
前回の【2019年最新版】ペルー・リマからトルヒーヨ、そしてワンチャコに着きサーフィン! ペルー1人サーフトリップ day2はこちらをご覧ください。
Day3
土曜日。
音楽に悩まされたもののその割にはよく眠れました。
7時に起床。
屋上にウェットを取りに行きつつ波チェックをします。
けっこう穏やかに見えます。
サーファーはゼロ。
宿の人もまだ起きていないようですし、朝飯前の1ラウンドとします。
ワンチャコでの朝イチのラウンド
昨日と同じあたりから入水。
朝はやはり水が冷たいです。
セミドライでちょうどいいかんじです。
昨日より上げてるおかげで岩場は超えたものの、アウトからくる波をなかなか超えられません。
そうしているうちにサンセット前に流れ、さらに流れ。
結局一本も乗っていないような。
失意のまま上がり、再度入水。
今度はサンセット前から。
ここでは薄めのスープが絶え間なくやってきます。
やはりアウトまで到達する前にどんどん流され。
桟橋が見えるあたりまできてしまいました。
一本乗ったもののあまり繋がらず。
上がります。
記憶の中のワンチャコは数百mのライディングが当たり前だったのですが、どうもうまくいきません。
チカマへの移動を急遽決める
とぼとぼと海岸沿いを歩いてホテルに戻る途中、サーフボードを5枚ぐらい積んだ車を見ます。
チカマに行くのかなー、波はやや微妙かもしれないけど自分も行くべきかな、と思いはじめました。
宿でシャワーを浴び、MSWをチェック。
3年前ほどのウネリは無いものの、星の多さに移動を決意。
宿のお兄さんに、バスターミナルまでのタクシー代を聞くと、15ソレスでは、とのことでそれを目標にします。
それにしても寒い。
今回はちょっと薄着過ぎました。
まずはMENU LAND で朝食を取ります。
チカマへ向かうバスターミナルへ移動
荷物をまとめ、10時半ごろタクシー拾ってバスターミナルへ。
なんだかんだで30分ほどかかり、15ソレスじゃ申し訳ないなと思いつつもバスターミナルへ。
バスターミナルはSanta Cruz通り沿いにあります。
到着すると、タクシーの運転手が前のバスを指して、これだ、と。
サーフボードを下に積もうとするも入らず。
車内に持ち込むとバスが動き出しました。
ボードは運転席のあたりに格納されたようです。
ワンチャコからチカマへの移動手段は他にもあります。全4通りの方法はこちらの【2019年最新版】 世界一長い波が割れるペルー・チカマへの4通りのアクセス方法にまとめましたのでご覧ください。
チカマ行きのバス内
車内には10人ほどの乗客。
ほんとにこのバスでチカマに行けるのか不安になりますが、バスの中に運賃表を見つけ、
プエルトリコマラブリゴまで6ソレスとあるのでこれで正しいのでしょう。
バスはアメリカ・スール通りからアメリカ・オエステ通りを反時計回りに進み、Mansiche通りからニコラスデピエロラ通りに入って北上。
帰りはやはりMallplazaあたりで降りるのがベストなようです。
ミゲル・グラウ通りを経て国道1Nへ。
このあたりで料金徴収。
6ソレス渡すも、足りないようです。
タウラファンタシンコ、と言われたため、前半の意味は分からないもののシンコなのて5ソレス渡します。
多分荷物代なのでしょう。
Chocopeのバスターミナルでは数人が下車。
このバスも、フィリピンのように停車する度に物売りが乗ってきます。
程なくしてPaijanのバスターミナル。ここでも数人が下車。
あとはチカマのあるPt. Malabrigoへ。ここからは国道を外れ西に向かいます。
道路は舗装状態が悪いところも多く、バスはガタガタいいながら走っていきます。
いよいよチカマへ
途中、遠くにうっすらと見えてきたのがCerro Malabrigo(マラブリゴの丘)。目指すチカマはあの手前です。
ちなみに、Puertoというのはスペイン語で港の意味。
空港はAero Puertoです。
そしてバスターミナルに到着し、
トゥクトゥクに乗ります。
今回はSurf campというホテルを狙っていますが、エルオンブレのところから先へは進めないというのでそこで降ります。
2ソレス渡しました。
3年ぶりのチカマの激変っぷり
なんか3年前と雰囲気が違うなと思っていると。
なんと、海岸沿いがめっちゃきれいに整備されています。
3年前の片田舎風から、ちょっとこじゃれたサーフタウンみたいになっていてびっくり。
2016年当時との比較等、詳細はこちらの【2019年最新版!】ペルー・世界一長い波が割れるサーフポイントのチカマがめっちゃ整備されていた!をご覧ください。
ホテルの部屋交渉
そしてSurf house chicama(=Surf Campのよう)へ。
食事中の女性がオーナー?のようで、話しかけてみます。
英語もふつうに通じます。
2泊したいと言うと、1階の部屋は明日から予約が入っていて100ソレス、上のsea viewの部屋は2泊可能で一泊160ソレスとのこと。
ちょっと予算オーバーだな、他あたるかなーと思っていると、とりあえず部屋を見せると。
1階の部屋は必要十分。100はちょっと高い気も。
上の部屋、こちらがオススメのようですが、たしかにチカマポイントを一望できる景色が最高。
ここでぼーっとするとか天国かもなと思い直します。
ここはお金の使いどころだ(といっても一泊5000円程度の話です)と、一泊目は1階、2泊目は3階に泊まることに。
聞くと、波は今日は期待外れだったようで、皆明日に賭けているようです。
Capeのほうはできる、とのことなので、まずは夕方入ってみようかと。
3年ぶりのチカマでのランチは?
昼飯は、オススメされたfam palmaがやっていなかったので、3年ぶりのel miradorへ。
セビーチェと唐揚げのセット最高。
こちらも少し値上げされていました。
3年で値上がりしているのは、それだけ物価が上がり、国民の収入も上がっているということなのでしょう。
2016年のチカマとワンチャコでのレストランはこちらをご覧ください。
チカマでのサーフィンに備える
ホテルに帰りがてら、周辺を散歩します。
やはり海沿いの整備具合に驚くばかり。
以前の未舗装の砂利道の跡形も有りません。
ホテルに戻ると、どうやら料金据え置きのまま本日の宿泊も3階の部屋にしてもらえるとのこと。
ホテル側からすると1泊分の掃除をする手間が省けますし、今日は3階は埋まらないと見込んだのでしょう。
私としてはラッキーです。
部屋でストレッチをしながら、夕方風が収まるのを期待します。
結局夕方になっても風は止まず、なんとなく気分も盛り上がらず、このまま休もうか迷ったのですが、ここは撮影も兼ねて行ってみようと16時半ごろから準備をはじめ出発。
宿からチカマのポイントへ
Goproのタイムワープで、ゲットポイントまでの撮影をすることにします。
てくてくと歩いていきます。
前の人を追ってずんずん行くと、ちょっと行き過ぎてしまって戻って。
たどり着いたのは、おそらく3年前もエントリーポイントとして定着した場所。
2つ目の岬のふもとです。
ここから歩いてゲットします。
GoPro HERO7でタイムワープ撮りました
チカマでの1ラウンド目
サイズはハラムネぐらいですが、相変わらずのカレント。
かろうじて1本だけ100mクラスに乗り、また歩いてゲットポイントへ。
2セット目は数十mを数本乗り、そのまま上がります。
波のコンディションが違うので仕方ないのですが、自分の記憶のチカマとはかなり異なる状況にやや凹みます。
それでもGoProのおかげで3年前にはできなかったいろんな撮影ができるのは嬉しいです。
宿に戻り夕食
ホテルに戻りシャワーを浴びますが、お湯が出ません。
いろいろ試したのですが改善せず、宿の人もいなさそうなので今日は水で我慢します。
晩飯を食いに一本裏の道を歩くも、相変わらずの人気の無さ。
これがまた怖いのです。
遠出はあきらめ、きれいになった海沿いでまだ開いていそうなレストランchicamaへ。
polloなんとかとビールを頼みます。
小学生ぐらいの子供がウエイターです。
すると、子供が何やら伝えてきます。
pescadoがどうのこうのというので、おそらくpolloが無くてpescadoしかできないけどいいか、ということだと解釈、OKします。
その後30分ほど待てど出てこず。
なんか揚げているような音は聞こえていたのですが。
かといってこの店以外に選択肢はほとんど無く。
ようやく出てきたのはボリューミーな揚げ物。
39ソレスでした。
夜はけっこう寒いです
ホテルに帰り、ストレッチをしてから就寝。
ワンチャコでもそうでしたが、寒いのでTシャツのうえにウルトラライトダウンを着て寝ます。
寒いわりに布団が薄いんですよね。
パーカーなどもあるとかなり役立つかと思います。
まとめ
いかがでしたか。
チカマの変わりようにはびっくりでした。
4日目に続きます。