2016年にペルーのチカマへサーフトリップに行った際の体験と記録をベースに書いています。
当時は1ソル≒30円でした。(現在は33円ほど)
今日は、世界一長い波と言われるポイント、チカマと、実はそれ以上に満足度が高いかもしれないワンチャコへのアクセス方法をご紹介します。
玄関口となるペルーのトルヒーヨ空港までの日本からのフライトについてはこちらをご覧ください。
前提として
世界一長い波が割れるチカマですが、その真価を発揮するのは近隣エリアに6ft以上のうねりが入ったときのみ。
それまでは、別エリアに滞在しその日を待つのが良いです。
その滞在エリアとして私が選んだのは
ワンチャコ。
トルヒーヨ空港からのアクセスも良く、観光地のような風情もありながら波は最高という。
チカマよりさらに北のエリアにあるパカスマヨ(Pacasmayo)はチカマよりもうねりに敏感とのことでベストなのかもしれませんが、トータルではワンチャコだと思います。
パカスマヨは次回トライしたいと思います。
ワンチャコへの行き方
トルヒーヨ空港からワンチャコは極めて近いです。
そもそもトルヒーヨ空港が市街地よりもかなり海側にあります。
すでにエリアとしてはワンチャコです。
そこからワンチャコの海岸エリアの中心にある桟橋を目指すとわずか5.7kmです。
仮に空港からトルヒーヨ市街地を目指すと10kmほどかかります。
アクセス方法は?
タクシーがおすすめです。
私は空港でタクシーの客引きと交渉しました。
曰く、ワンチャコまで20ソル。
市内までの最低料金が25ソルだから、と規定料金表のようなものを見せられながら。
いや距離ぜんぜん違うよねと思いつつも早く到着したかったので20ソルでOKしました。
帰りは宿のおばちゃんに相場を聞いていたので、ワンチャコの海岸から空港まで10ソルで行けました。
ですので空港からも10ソル程度で可能ではないでしょうか。
ただし、長時間のフライトで疲れていると思いますので、数百円の差を頑張って節約するよりは流れにまかせて良いように思います。
時間にして10-15分程度です。
タクシーへのサーフボードの載せ方
セダンタイプのタクシーへのサーフボードの載せ方。
トランクから通せるタイプだと楽なのですが(私がトルヒーヨ空港で乗ったタクシーはこのタイプでした)、そうじゃなくてもスムーズに乗せる方法です。
皆さんご存知かもしれませんが、これがベストかと思います。
私はバリのブルーバードタクシーに乗ったときに学びました。
タクシーにサーフボードを乗せる手順
①助手席を開け、窓を全開にする。
②手前側からその窓にノーズを突っ込む。
③テールから、助手席に入れ、さらに後部座席まで積み込む。
以上!
ふつう、後部座席から入れようとすると思うんですよね。
で、ノーズがタクシーダッシュボードにあるメーターに当たったりしながらよし、入ったー!みたいな。
でもこの方法だとそんなこともなくスムーズです。
ワンチャコからチカマまで
私は往路と復路で異なる方法だったため、両方をご紹介します。
車で載せてってもらう
何も考えずに乗せてってもらうだけ。
当たり前ですが一番簡単です。
私は現地で知り合ったサーファーがチカマにいくというのでそれに便乗させてもらいました。
片道で35ソル、往復で50ソル。
うまくスケジュールが合えば往復かと思いましたが結果的に往路のみの片道となりました。
それでも、初めて行くポイントにダイレクトアクセスできるのは魅力的です。
バスとタクシーで行く
私の帰りはこの方法でしたので参考にしてください。
帰り道なので、逆ルート(チカマからワンチャコへ)になっている点ご了承下さい。
チカマの宿からバス乗り場まで
タクシーで通じますが、バイクを改造した、東南アジアでいうトゥクトゥクです。
宿のおばちゃんに呼んでもらい乗車。
2ソルでした。
バス乗り場からトルヒーヨまで
おそらくワンチャコの海沿いまでの直行バスは無く、トルヒーヨを目指すルートです。
ボロいながらも乗り心地は悪くなかったです。
料金、5ソルか15ソルかだったかと。たぶん5だと思います。次回確かめます。
数箇所止まりながらトルヒーヨへ。
私はバスターミナルまで乗ったのですが、ワンチャコの海岸までならその手前のショッピングモールのあたりで降りるのが良いと思います。
モール側からは反時計回りに市街地の南東までまわり、20分ほどかかります。
トルヒーヨからタクシーでワンチャコへ
上記のとおり終点のバスターミナルで降りてタクシーを拾おうとしたのですが、
ワンチャコと言うと2台続けて断られました。
3台目でようやくオッケー、料金20ソル。
モールの辺りからでも料金は変わらない可能性ありますが、時間は節約できますしタクシーも拾いやすいのではないかと。
ワンチャコからチカマへのルートに直してまとめ
ワンチャコからだとこのような流れになります。
1.海岸沿いの道路でタクシーを拾い、トルヒーヨのバスターミナルへ向かう。
(ショッピングモールの辺りでも乗れるはずですが、荷物もありますし往路はバスターミナルが安全でしょう。)
2.チカマのバス停で降りる。
街の名前はPuerto Malabrigo(プエルト・マラブリゴ)です。
チカマで通じなかったらこちらを伝えてみましょう。
3.チカマのバス停を降りたら近くのトゥクトゥクを捕まえ、エルオンブレを目指す。
終わりに
いかがでしたか。
事前にアクセスのイメージができると不安が少なくなるかと思います。
2019年に再びペルーへ1人サーフトリップに行きました。そのときの最新情報を含めたアクセス方法はこちらをご覧ください。
そして!
実際にトータル12日間のトリップの記録を1日毎にまとめました!
次回はまず1日目、世界一長い波!ペルー1人サーフトリップ2016 Day1 日本からペルーまでです。